みなさんは、マーロン・タパレスという人物をご存じですか。
実は、われらが井上尚弥選手の次の相手に、マーロン・タパレス選手が浮上しているようです。
しかし、ほとんどの人は、マーロン・タパレスって誰?強いの?井上尚弥に勝てるわけないじゃん!って思っているかもしれません。
・マーロン・タパレスの強さ
・マーロン・タパレスの戦績
・マーロン・タパレスと井上尚弥との対戦の可能性
についてお話ししますので、参考にしてみてください。
マーロン・タパレスの強さは?負けなし?
マーロン・タパレスは、フィリピンのボクサーです。
2008年にプロデビュー後、54秒でTKOを決めるなどこの時点からとんでもない才能を発揮しています。
結果、元WBO世界バンタム級王者。現WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級統一王者。世界2階級制覇王者という、とんでもない実力を持っているのが、マーロン・タパレスです。
名前:マーロン・タパレス
身長:163cm
リーチ:165cm
国籍:フィリピン
階級:スーパーバンタム級
獲得タイトル:フィリピンGABライトフライ級王座
WBOアジア太平洋バンタム級王座
WBO世界バンタム級王座
WBA世界スーパーバンタム級スーパー王座
IBF世界スーパーバンタム級王座
身長は163cmと決して高くはありませんが、強さは文句なしと言えるでしょう。
ちなみに、2023年にスーパーバンタム級王者のムロジョン・アフマダリエフと対戦し判定勝ちにより2階級制覇を達成しています。
その実績により、井上尚弥選手との対戦が熱望されています。
マーロン・タパレスの戦績は?
試合数:40
勝利:37
KO:19
負け:3
マーロン・タパレスは、40試合のうち37試合で勝利し、たったの3回しか負けていません。
しかもKOは19と高い確率があります。
試合日 | 対戦相手 | 勝敗 |
---|---|---|
2008年7月18日 | Nestor Gamolo | 〇 |
2008年8月23日 | Sherwin McDo Lungay | 〇 |
2008年9月20日 | Jherom Tuyor | 〇 |
2008年11月19日 | Freddie Martinez | 〇 |
2008年12月27日 | Charlie Lamila | 〇 |
2009年1月15日 | Ryan Tampus | 〇 |
2009年3月25日 | Rodel Tejares | 〇 |
2009年4月19日 | Michael Rodriguez | 〇 |
2009年5月30日 | Brix Ray | × |
2009年8月29日 | Jerson Mancio | 〇 |
2009年11月8日 | Armando de la Cruz | 〇 |
2010年1月23日 | Randy Petalcorin | 〇 |
2010年4月9日 | Warlito Parrenas | 〇 |
2010年6月12日 | Charlie Cabilla | 〇 |
2010年10月6日 | Richard Olisa | 〇 |
2010年11月5日 | Rey Megrino | 〇 |
2011年2月6日 | Charlie Cabilla | 〇 |
2011年5月6日 | Alejandro Solorio | 〇 |
2011年6月25日 | Manot Comput | 〇 |
2011年10月9日 | Martin Mubiru | 〇 |
2011年11月17日 | Rex Olisa | 〇 |
2012年10月20日 | Rasmanudin | 〇 |
2013年5月26日 | David Sanchez | × |
2013年5月26日 | Ruben Manakane | 〇 |
2013年8月1日 | Fredirex Rodriguez | 〇 |
2014年2月8日 | Galih Susanto | 〇 |
2014年4月13日 | Hayato Kimura | 〇 |
2014年6月28日 | Fadhili Majiha | 〇 |
2015年1月31日 | Jecker Buhawe | 〇 |
2015年12月16日 | Shohei Omori | 〇 |
2016年7月27日 | Panya Uthok | 〇 |
2017年4月23日 | Shohei Omori | 〇 |
2018年9月30日 | Goodluck Mrema | 〇 |
2019年2月16日 | Fernando Vargas Parra | 〇 |
2019年6月1日 | Roberto Castaneda | 〇 |
2019年12月7日 | Ryosuke Iwasa | × |
2020年11月21日 | Eden Sonsona | 〇 |
2021年12月11日 | Hiroaki Teshigawara | 〇 |
2022年5月14日 | Jose Estrella | 〇 |
2023年4月8日 | Murodjon Akhmadaliev | 〇 |
マーロン・タパレス選手は、過去の3度負けており、日本人には1度負けています。
また、マーロン・タパレス選手は、石川県、京都府、大阪府などで試合を行っているため日本慣れしている選手だと言えます。
2021年にTeshigawara Hiroki選手と対戦して以来、日本人とは対戦していません。
と言いますか、ここ数年は1年に1度くらいの試合のみとなっています。
もはや相手がいなくてそうなっているのか、ケガやモチベーションの問題なのかは分かりません。
マーロン・タパレスと井上尚弥との対戦の可能性
マーロン・タパレス選手は、現在IBF・WBAの王者ではありますが、階級を見て井上尚弥選手との対戦の可能性はあるのでしょうか。
【ボクシング】井上尚弥が4団体統一へ向け対戦交渉、タパレスは井上戦見据え元王者マグサヨとスパー#井上尚弥 #マーロン・タパレス #マーク・マグサヨhttps://t.co/04AeVSsSpf
— eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報 (@efight_twit) August 31, 2023
井上尚弥選手は、2023年7月25日に、スティーブ・フルトン選手と試合をし、勝利をおさめました。
その時はWBC、WBO世界スーパーバンダム級タイトルマッチでした。
WBA、WBC、IBF、WBOのバンタム級王者ですから、次は、マーロン・タパレス選手のIBF、WBAのスーパーバンダム級を狙っている可能性はあります。
マーロン・タパレスと井上尚弥が戦った場合の勝率は?
マーロン・タパレス | 井上尚弥 | |
---|---|---|
総試合数 | 40 | 25 |
勝ち | 37 | 25 |
負け | 3 | 0 |
KO | 19 | 22 |
戦績を比較すると、試合数が違うので何とも言えませんが、井上尚弥選手が異次元すぎますね・・・。
やはり負けなしというのと、KO率が異常に高いため、2人が戦っても井上尚弥選手がかなり有利なのでは?と感じます。
年齢も身長も2人はほぼ同じですが経験値でマーロン・タパレス選手、スピードやガードなどは井上尚弥選手に軍配が上がるイメージでしょうか。
まとめ
マーロン・タパレス選手を知っている日本人は、決して多くはありません。
ですが、いずれ井上尚弥選手と対戦する機会はやってくるはずですから、そのときに知ることになるはずです。
ですが、事前にマーロン・タパレス選手の強さや戦歴を知っておけば、より試合が楽しめるに違いありません。