毎年9月になると、たくさんの台風が発生しますが、2023年に限って言えばほとんど発生することはありませんでした。
かなり平和な9月でしたが、逆に猛暑すぎてダウンされた方は多いはずです。
そして9月の終わりかけに、ようやく台風14号が発生しました。
・台風14号2023コイヌの進路
・台風14号の強さ
・台風14号の米軍、ヨーロッパ、気象庁
についてお話ししますので、参考にしてみてください。
目次
台風14号コイヌの進路は?日本に直撃する?
【早めの備えを】台風14号「コイヌ」発生、来週半ばに先島諸島に接近へhttps://t.co/hWUkDMmOxd
予報円が大きく、進路は定まっていないが、来週半ばには先島諸島に接近する恐れも。風や雨が強まり、海上の波が高くなる可能性もあるという。 pic.twitter.com/qwkCy5KmWl
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 29, 2023
2023年9月30日現在、台風14号が発生しました。
台風の発生場所は日本からかなり南部の、フィリピン東部となっています。
まだ発生したばかりで進路は決まっていませんが、もしかしたら沖縄県の各島に上陸する可能性があります。
おそらく、沖縄県以外の関西や関東地方では大きな影響はないかと考えられますが、台風が近づけば天気は悪くなることを考えなければなりません。
そして、最近の台風はしつこくて大規模な災害をもたらすので、事前に対策はしっかりしておくべきです。
台風14号のコイヌって何?
2023年の台風4号は「コイヌ」という名前となっています。
実は台風の名前は、世界中の国で140ほど命名されており、今回は偶然にも日本が決めたコイヌが14号となりました。
ちなみに、コイヌは子犬ではなく、星のコイヌ座から由来しています。
毎年台風14号がコイヌではなく、140個が終わればまた1からスタートというイメージですね。
日本がつけた台風の名前はコイヌ(5番目)だけではなく、ヤギやウサギ、カジキ、コトなど星座に関する名前ばかりです。
台風の名前はかわいいですが、決してあなどってはいけません。
台風14号2023の強さや威力は?災害級で注意するべき?
台風の名前:台風14号(コイヌ)
強さ:1000hPa
最大風速:18m/s
瞬間最大風速:25m/s
発生場所:フィリピン東
発生日:2023年9月30日
台風14号は、まだ発生したばかりということもあり、威力はそれほどでもありません。
台風が怖いのは、発生から日が経過すればするほど強力になってくることです。
おそらく、10月1日~3日くらいの間には、台風14号が最大威力となり沖縄県に上陸する可能性を考えなければなりません。
台風14号2023の米軍JTWCの見解は?
引用:JTWC https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
米軍では、いち早く台風情報が公開されています。
図を見ると、赤い文字でTD14W”KOINU”と書かれていますよね。
これが今回の台風14号です。
図の中に、色分けされたものがありますが、
・LOW:24時間以内に台風の可能性
・MIDIUM:発生まで24時間以上かかる台風
・HIGH:24時間以内に台風や熱帯低気圧になる可能性
・SUBTORPICAL:台風・熱帯低気圧の間
TYやTSの意味は、
・TD:熱帯低気圧
・TS:台風
・TY:強台風
・STY:巨大台風
つまり、現段階では米軍は台風14号を熱帯低気圧クラスの台風だと位置づけている、ということです。
あとは全く関係ない場所に、99Aや90Bという表記もあります。
台風14号2023のヨーロッパWindyの見解は?
米軍だけではなく、ヨーロッパの台風14号の見解も見てみましょう。
引用:Windy https://www.windy.com/
Windyはとても便利なツールです。
ヨーロッパ中期予報センターの情報を読み取り、10日先までの台風の行方をシミュレーションしているからです。
スタートボタンを押すことで、台風の動きが予測できるため事前に対策ができますよね。
風の向かいや、風の強さも確認できます。
台風14号2023の気象庁の見解は?
私たちが台風で参考にするのは、気象庁が多いのではないでしょうか。
やはり、日本発信というのがかなり信頼できますよね。
引用:気象庁 https://www.jma.go.jp/
気象庁では、台風14号はフィリピン東に発生し、そのまま西へ向かっていくものだと想定しています。
沖縄県の宮古島や八重山では暴風域に入る可能性はありますが、沖縄本島は直撃をまぬがれそうです。
ただし、あくまで予想なので進路は変化する可能性があります。
まとめ
台風14号コイヌが2023年9月30日に発生しました。
今年はめずらしく9月の台風がほとんどなく、被害は最小限に抑えられました。
しかし、この油断が危険となりますので十分に注意してください。
現状では関西や関東への直撃はまぬがれそうですが、悪天候になる可能性は持っておきましょう。


