10月の前半に台風14号コイヌが発生しました。
そこからわずか数日の間に、次なる台風15号が発生しています。
今回気になるのは、台風15号がどこで発生し、どこに向かうのか。そして強さはどうなのかですよね。
・台風15号2023の進路
・台風15号2023の強さ
・台風15号2023の日本直撃
についてお話ししますので、参考にしてみてください。
目次
台風15号2023の進路は?どこで発生したの?
台風15号は、トラック諸島の近海で発生しました。
トラック諸島ってどこ?ってなりますよね。トラック諸島は、グアム付近と言えば分かりますでしょうか。
引用:気象庁
地図で見てみますと、日本からはかなり遠く離れており今のところは安全ですよね。
ちなみに、西側に青い線と台風のようなものが見えますが、これは前回の台風14号がまだ生き残っているからです。
台風15号2023の強さは最強クラス?十分に注意するべき?
台風の名前:ボラヴェン
発生日:2023年10月7日
発生場所:トラック諸島
方向:西
中心気圧:1000hPa
最大風速:18m/s
瞬間最大風速:25m/s
台風15号の名前は、ボラヴェンと言います。
ボラヴェンとは、ラオスが命名した台風の名前です。
ボラヴェンはラオス南部にある高原の名前が由来となっています。
台風15号は発生して間もないこともあり、中心気圧は1000hPaです。
中心気圧の数値が低くなればなるほど、台風の威力は強くなります。
ちなみに台風の特性上、日にちが経過すればどんどん強くなるため油断はできません。
台風15号は日本直撃するの?準備はしておくべき?
台風で怖いのは、日本に直撃するのかどうかですよね。
台風14号はかろうじて沖縄県の離島に影響はありましたが、15号の動向が気になります。
進路次第では来週の後半に小笠原諸島周辺は影響が出る可能性があります。今後の情報にご注意ください。
引用:tenki.jp
tenkijpでは、進路によっては小笠原諸島周辺に影響があると発信しています。
引用:GPV
GPVWetherというサイトが、台風15号の進路を予測してくれています。
すべての軌道を考えた際に、日本への直撃は少ないと言えます。
とは言え、台風は気まぐれゆえに予想外のルートをたどるケースが多々あります。
カーブがゆるくなればなるほど日本に直撃する可能性が高いです。
ただ、前回の14号よりも直撃の可能性は低いと考えるべきですね。
台風15号2023のヨーロッパの見解は?
引用:Windy
ヨーロッパの台風を分析しているのがWindyです。
Windyがすごいのは、動画で台風の動きがみられることです。
風の動きだけではなく、数時間先までの台風の動きを予測してくれるため、大変優れたツールだと言えます。
今のところ、日本への直撃はなさそうですが注意するべきですね。
台風15号の米軍・アメリカの見解は?
台風は米軍JTWCが、世界中の台風の速報を公開しています。
引用:JTWC
米軍情報でも、TD15W BOLAVENという赤い文字の表記が見られますよね。
この表と各種記号はどのような意味をあらわしているのか。
図の中に、色分けされたものがありますが、
・LOW:24時間以内に台風の可能性
・MIDIUM:発生まで24時間以上かかる台風
・HIGH:24時間以内に台風や熱帯低気圧になる可能性
・SUBTORPICAL:台風・熱帯低気圧の間
TYやTSの意味は、
・TD:熱帯低気圧
・TS:台風
・TY:強台風
・STY:巨大台風
今回で言うと、熱帯低気圧クラスの台風15号が発生しているということです。
14号はTYと書かれているので、強台風という解釈ができます。
台風15号の気象庁の見解は?
引用:気象庁
画像でみれば気象庁が最も分かりやすいですよね。
15号の発生場所はかなり遠いですし、今のところは日本絵の大きな影響はなさそうです。
ただし、離島は甚大な被害になる可能性があるため注意しなければなりません。
まとめ
台風のピークは過ぎましたが、それでも定期的に発生するのは脅威でしかありません。
幸いにも、日本への直接の影響はかなり少ないかもしれませんが、気まぐれゆえに進路を変えてくる場合があります。
そのためにも、事前に準備は怠らないようにするべきですね。